2026年10月4日日曜日

水道屋が仕事をお断りすることもあります。


水道屋が仕事をお断りすることもあります
こんにちは、水彩工房です。
今回は少し、水道屋としての仕事に対する考え方を書いてみたいと思います。
先日、お問い合わせをいただいたお客様のお仕事を、最終的にお断りすることがありました。
最初のお電話でお話を伺った時点で、ご希望されている内容や価格を考えると、当店よりも他の業者さんにお願いされた方がよいのではないかと思い、その旨を何度かお伝えしました。
それでもご相談をいただきましたので、
「電話だけで断ってしまうのもどうだろう。商売なのだから、まずお客様の要望をきちんと聞いて、現場を見てから判断するのが筋だろう」
と思い、仕事の予定を調整して現場へ伺いました。
しかし実際に確認すると、水道工事だけではなく木工事なども必要になる内容でした。
当店は営業マンを置かず、職人が直接お客様のお話を聞き、現場を見て、自分で施工する小さな水道工事店です。
何でも引き受けられるわけではありません。
設備工事だけでなく大工さんや内装屋さんなど、いくつもの職種が関係する工事であれば、営業担当者がいて工事全体を管理できるリフォーム会社などにお願いした方が、お客様にとって良い場合もあります。
ですから当店では、現場を見たうえで、
「これはうちがやる仕事ではない」
と判断すれば、お断りすることがあります。
もちろん商売ですから、仕事はいただきたい。
でも、無理に仕事を受けて、お客様にも職人にも不満が残るようでは、良い仕事にはならないと思っています。
今回、自分の言葉の選び方が悪く、お客様を不快にさせてしまった部分については反省しています。
職人は営業マンではありません。
だからこそ、仕事の技術だけでなく、伝え方も勉強しなければいけないなと、改めて感じました。
ただ、35年以上この仕事をしてきて思うのは、
「仕事を受けること」だけが商売ではない。
「自分では十分な仕事ができない」と思った仕事を、きちんとお断りすることも職人の責任ではないか。
ということです。
水彩工房はこれからも、何でもできますという水道屋ではなく、自分たちのできる仕事を、できる範囲できちんとやる小さな水道屋でありたいと思っています。



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